当院における新型コロナウイルス感染症対策
基本的に、普段から飛沫感染や血液感染に対する対策を徹底し診療しております。
今回の、新型コロナウイルス感染症に対して以下の対策を追加しております。
・イオニアミストプロにより、院内全ての箇所を抗菌、抗ウイルス対策施しております。
・待合室や診療室での混雑緩和のために予約制限をさせていただいております。
・診療室だけではなく、待合室やお手洗いなど、利用者ごとに毎回消毒しております。
・院内の換気を空気清浄機などの空調機だけではなく、定期的に行っております。
患者さまにとって最適な入れ歯とは、よく噛め、痛くなく、外れないものだと当院は考えます。そのような入れ歯を作るためには、治療過程での「精密な型取り」が必要不可欠です。これらを実現するためには、多くの経験と高度な技術力が求められます。
当院の院長は、入れ歯の治療で22年以上(※)の経験があります。患者さまにご満足いただける入れ歯づくりのために、豊富な経験とさまざまな工夫により、精密な型取りを行っているのです。
お口の型を取る際にはトレーと呼ばれる型取りの道具を使用しますが、当院は既製のトレーではなく、患者さまごとにオーダーメイドで作る「個人トレー」を使用しています。個人トレーでお口の型を取ることで、患者さま一人ひとりのお口に合わせた、より精密な型取りが可能になります。その結果、出来上がる入れ歯は患者さまのお口にきちんと合ったものになりますので、より噛めてガタつかず、痛くない入れ歯をご提供できるのです。
ただしこの個人トレーは、作業の手間や費用がかかるというデメリットがあります。そのため保険診療の範囲内では個人トレーを作らないという選択肢もありますが、当院は入れ歯治療に力を入れておりますので、より精密な型を取るためにも症例に合わせてお作りしています。
精密な型を取るための別の工夫として、使用する材料(印象材)へのこだわりが挙げられます。せっかく入れ歯を作ったけれど上手く合わない・・・という場合、原因の多くは入れ歯の内面(床と呼びます)と入れ歯を支える歯ぐきとの間の隙間です。入れ歯は吸盤と同じ仕組みで歯ぐきにくっつきますので、その触れ合う面に隙間があると吸盤同様にくっつきづらくなります。このような状態の入れ歯は、ガタついたり外れたりしやすくなってしまうのです。
この問題は精密な型取りを行うことで回避することができます。そこで登場するのが「シリコン印象材」という型取りの材料です。この印象材を使うことで、より精密な型取りができ、快適にお使いいただける入れ歯の製作へと繋がります。
保険診療でシリコン印象材を使用することは珍しいのですが、当院では保険診療・自費治療を問わず、症例に合わせてシリコン印象材を選択しています。保険治療であってもよく噛める入れ歯を作り、患者さまにいつまでも美味しく食事をしていただきたいからです。
「今の入れ歯がよく噛めない」「入れ歯について悩んでいる」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
(※2019年現在)
入れ歯の製作には、健康保険を使った保険治療と、患者さまに費用をご負担いただく自費診療があります。当院はどちらの場合にも対応しておりますが、保険治療では使用できる材料や治療法に制限がある、という限界があるのが事実です。
より自然な見た目や噛み心地、耐久性に優れた入れ歯をお求めの方には、自費診療の入れ歯をご提案しています。お口にピッタリ合って外れにくく、噛みやすく痛くない入れ歯をお作りいたします。
残っている歯に金属の土台を被せ、入れ歯にも土台に合わせた冠をつけ、土台と冠を茶筒のようにはめ込んで装着する入れ歯です。しっかりとお口に固定されて外れにくいため、違和感が少なく良く噛めます。金属の留め金がないため、見た目が気にならないといったメリットもあります。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。内冠を入れている歯は虫歯のリスクが高まります。一度摩擦力が弱まると、修理が困難になる可能性があります。治療時に出血を伴う可能性があります。
金属の留め金がない入れ歯です。デンチャーとは入れ歯のことで、別名をバルプラストデンチャーと言います。見た目が気にならず、残った歯への負担が少ないのが特長です。安定性が高いのでより良く噛めます。
治療のリスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
金属の留め金を使わず、磁石の力で固定する入れ歯です。残った歯の根やインプラントに金属の冠をつけて、入れ歯に磁石を埋め込むことで、入れ歯を固定します。外れにくくより良く噛めて、金属の留め金がないため見た目も良いというメリットがあります。
治療のリスクや副作用:土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
歯ぐきと接する部分(床)を金属で製作する入れ歯です。金属を用いることで耐久性に優れ、床が薄く違和感の少ない入れ歯が出来上がります。また飲食物の温度を感じやすいので、よりおいしく食事することが可能です。
治療のリスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。